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チグリスとユーフラテス

2010.10.20 (Wed)

先週読んで久しぶりにワクワクが止まらなかったのがこれです。

チグリスとユーフラテスチグリスとユーフラテス
(1999/02/05)
新井 素子

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地球から移民した惑星ナインは順調に発展していたが、あるときから子供の出生率が急激に下がりはじめる。そしてついに最後の子供となってしまったルナは、次々とコールド・スリープについている先人たちを起こし始める…というある1個の惑星の逆年代記。人類の発展と繁殖、というテーマについて(最後にはそれこそがひっくりかえるのだけれども)重いテーマを実にどきどきする手法で描いていてページをめくる手が止まらなかったです!

あの噂の素ちゃん文体は確かに残念だったけども(ライトノベルの祖というだけのことはある…)、ラストはもうすごい感銘を受けました。久々に小説で読み応えがあった

このまま少子高齢化が進んだらそれこそ「子供を生む」ことが特権階級の条件になるマリア・Dみたいな時代がリアルに来るかも知れないし。自分の子供が「人類最後の子」になってしまうと知ったら、産めるだろうか?

でも自分が一番共感したのは、自分たちが命がけでしたことが一切ムダだったと知らされた最初の移民のレィディ・アカリが最後の子ルナに対してとった行動。誰よりも人間らしいと思いました。涙は出なかったけど泣けてきました。日本SF大賞受賞作。おすすめです!

今日の一曲 松任谷由美/砂の惑星
この雰囲気が大好き。おそらくユーミンの曲の中ではマイナーな部類かもなんですが、名曲だと思います。
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テーマ : 本の紹介 - ジャンル : 小説・文学

22:54  |  読んだ本  |  Trackback(0)  |  Comment(2)
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