09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

スポンサーサイト

--.--.-- (--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

スプートニクの恋人

2012.10.22 (Mon)

スプートニクの恋人 (講談社文庫)スプートニクの恋人 (講談社文庫)
(2001/04/13)
村上 春樹

商品詳細を見る


あっち側に行くには血を流さなければならない。


読んだのは先週です。ノーベル賞騒動で気になったのではなく、今月あたまに行ったライブに出ていたアーティスト、Laika Came Backの名前の由来がロシアの人工衛星のスプートニクに乗り、たった一人で宇宙に放り出されたライカ犬だったから、ふと図書館で手が伸びました。

はじめて村上春樹を読んだのは中学生のときの『ノルウェイの森』。当時読んで、面白くないと思ったのは覚えていて、それ以外どんな話だったかは覚えていません(笑)

感想。
こんな難解な単語や専門知識や哲学的な単語を日常会話で使う人々はそうはいないと思うけど、その中にいたらとても楽しいんだろうなと思います。
キャラクターに会話さえさせていれば文学ができる人、というのは司馬遼太郎以外に初めて読んだかも。
(司馬氏の魅力は会話文ではなく緻密な歴史考証をしたうえの地文だというのはごもっともですが、あえてせりふのみでも魅力的なドラマになっているところが私が好きなところ!)

あっち側とこっち側。そこにいけるか、いこうと思うか、いくために動けるか。
あっち側に行くには血を流さなければならない。
ミュウは行けなかった。すみれは行けた。そして最後に僕も行けた。
なんども不思議な感覚の残る面白さでした。いちばん最初は不可思議な人物に描かれながらミュウがいちばん普通だ(と私は思う)。

あっちとそっちがあることにまず気がつくこと。このことには大抵の人間なら大人になれば気がつくのだと思う。
それを知る前と知った後では別の人間です。そして行くか行かないか、どちらを選んでももう別の人間です。

1年前に読んでも、こんなにストンと受け入れられなかった気がするなあ。
タイミングよくこの本に出会ったなあという気がしました。

remember me /くるり
NHKファミリー・ヒストリーの主題歌。まだリリースされてないのでじっくりゆっくり聞きたいです。すごいいい曲な気がする!
スポンサーサイト

テーマ : 読書 - ジャンル : 小説・文学

22:36  |  読んだ本  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。