01月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728≫03月

スポンサーサイト

--.--.-- (--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

夜は短し歩けよ乙女

2013.02.27 (Wed)

太陽の塔に続く森見登美彦2冊目です。

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
(2012/09/01)
森見 登美彦

商品詳細を見る


京都の町を闊歩する黒髪の乙女と、彼女に片思いの先輩を軸に、彼らをとりまく(ことになる)摩訶不思議な人たちの珍事件集。

基本的に「太陽の塔」と同じスタンスの、不思議系ヲタク系の男子の脳内妄想とそれに伴う行動力が起こす不可思議なお話なのですが、今回はさらにパワーアップしています。
「太陽の塔」では、主人公の男性のほぼ妄想独走で、片思い相手は確かに不思議な行動はとっていたけれども彼女の想いが語られることはなく、読者は彼に感情移入していればよかったのです。

が、今回は語り手が二人。妄想オタク男子の先輩に加え、片思い相手の天然少女の語りが交互に展開されるという構成です。しかも周りの登場人物も全員不思議系。(誰ひとり常識人と言える人がいません。まああえて言えば事務局長…?)

要するに、作中にツッコミは不在なのです。読者が常にツッコまなければなりません。

4話のエピソードからなっているのですが、………思いのほか、読み進めるのに体力がいりました(笑)

私は読むのは大層早い方だという自負はあるのですが、(速読ではない)、仕事で疲れている通勤時間でこの不思議ワールドに染まる精神的体力はなく、なんと文庫1冊なのに2週間もかかってしまったという…。

でも面白かったです。めくるめく古本市の話は、古本市好きなので、とても共感できましたし。
掘り出し物に出会えたときの運命を感じた喜びは本当にかけがえのない瞬間です。

恋愛感情について猜疑を持ち悩む先輩、でも決めるときは決める先輩。そんな真面目な不器用なところが良かったです。「太陽の塔」ではその切なさでいっぱいのところで終わる、それもまたとてもお気に入りのラストですが、今回はそれが晴れて報われた形。良かったね~!と心から思えました。

今日の一曲 きゃりーぱみゅぱみゅ/にんじゃりばんばん
auのCM、あの世界観がこの小説にぴったりイメージかも!
スポンサーサイト

テーマ : 読んだ本の感想等 - ジャンル : 小説・文学

23:28  |  読んだ本  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。