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チェーザレ 破壊の創造者

2013.03.18 (Mon)

この間、ヒストリエがツボに入ったのを書きましたが、それ以上にきてしまった、名作に出会ってしまいました…


チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)
(2006/10/23)
惣領 冬実

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面白すぎる。読んでる間、至福。
ルネサンス期のイタリアを舞台に、ヨーロッパの覇権と教皇庁の権力争いを繰り広げる、文化芸術・権謀術数の世界を美しく人間ドラマを踏まえて描く作品。漫画だけどそんじょそこらの漫画とは違う。詳細な調査と緻密な再現絵にくらくら。

世界観がともかく素晴らしいうえに、人物たちがすごくいきいきと描かれてる。
チェーザレはこのうえなく魅力的だし、ミゲル、アンジェロ、ジョバンニたちの若いピサの学生たち、権力争いに思惑をめぐらせる枢機卿たちのかけひき、神と人間、教義に悩む人々、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ、ロレンツォ・デ・メディチ、ニッコロ・マキャヴェリなど教科書の人物たちが、同時代人としてイキイキと描かれているのが、引き込んで離してくれません。

それにすっごい勉強になる。ダンテ『神曲』の解釈やカノッサの屈辱やパリッツィ事件を緻密な漫画で読めるのは感動した。
それでもまだやっぱりカトリックの教義や、聖職のあり方、神の啓示を信じミサを開くことが当たり前に根付いているヨーロッパ人の感覚が昔から理解しきれないでいます。汎神論が出てくるのはもう少しあとだっけ?
隣人を愛せと言っておきながら、キリスト教のためにユダヤは迫害され続ける。それほどまでに、ヨーロッパ人が神の存在を疑わずにいられたのはなぜか、……いつもよくわからないんですが、考えすぎるときりがないですね。たぶん信者にならないとずっとわからないんだろう。

昔から知ってた作品だけど、一気読みできて良かった…

スペイン系がこんなにカッコいいのは反則だ。スペイン行きたくなってしまった…。

マキャヴェリズムはもともと好きなのですが、チェーザレ最高です。
日本だと北条義時とかやっぱり権謀術数系が好きなんですが、頭の良さと周りが躊躇するようなときでもブレない心の強さに惹かれるんだろうなあ

今日の一曲 モーツァルト/ミサ曲ハ短長
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テーマ : 漫画の感想 - ジャンル : アニメ・コミック

00:57  |  読んだ本  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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